【Blender】Blender 2.8の正式版候補「Release Candidate」 配布開始、beta期間が終了!

バージョン2.79以前から大幅に改良され見た目と機能が大きく変化したBlender 2.8ですが、beta期間が終了し「Release Candidate(リリース候補版)」が発表されました。

スポンサーリンク

Blender 2.8にバージョンを移行するには良い機会?

バージョン2.8になってモデリング、スカルプト、テクスチャーペイント等専用のワークスペースが用意された事もあり、スカルプトやテクスチャーペイントを行うのが非常に取っつき易くなっています。

シェーディングのワークスペースが用意されているので、2.8以前は Cycles renderにレンダリングエンジンの切り替えを行わないとノードベースでのマテリアル出力は行えませんでしたが、2.8では特に何もせず行えたりと「便利」、「良く使う」、「注目された」機能へのアクセスが2.8では大きく向上しています。

一度2.8を使って慣れてしまうと、2.79以前のバージョンを使おうという気持ちは無くなるかもしれませんw

ー Blender 2.8 Release Candidate のダウンロードページへ ー

特にグリースペンシル(Annotate)によるイラストや、アニメーション作画の作成など、3Dモデリング以外の分野にも有用となってきていたり、グリースペンシルが3次元に描画出来る事から下絵をそのままメッシュに起こしたりと、バージョン2.8になったBlenderの今後の動向にも注目です。

しかし、まだ2.79以前のバージョンをじゃないと・・・・

操作系のショートカットが変わってしまっている事もあり、2.8を使った際に戸惑う事があるかもしれません。一応、以前有ったショートカットコマンドの変わりは大体用意されているので、調べれば別のコマンドが見つかるかもしれません。

機能の名称や場所も大きく変わっているので、使いたい機能が無い!なんて事も多々あったりもします。

自分は「重複頂点の削除」が「頂点をマージ→距離で」に変化していたのを発見するのに少し時間を要しました・・・・!

しかし、2.79を現役で使うという大きな理由の一つとして、2.79以前でないと動作しない便利なアドオン達の存在も有るのではないでしょうか。

mira Toolsのように正式版がリリースされてから対応するといったような噂のあるアドオンもあるので、今後人気のあるアドオンは2.8にどんどん動作対応されていくとは思いますが、2.79以前のバージョンが必要であるというのも現在の実情だと思います。

まとめ

まだ2.79を無くして完全に2.8へ移行するというのは難しいのかもしれません。しかしそれでも、2.8の新機能や改良点は非常に魅力的です。

2.79と2.8それぞれのバージョンの違いを探しつつ、Blenderの進化を体感していくというのも良いのではないでしょうか!

スポンサーリンク