【Blender】髪の毛作成などに便利な無料のアドオン、「Bevel Curve Tools」がBlender 2.8でも動作対応

髪の毛の房や、グネグネしたオブジェクトの作成が標準機能のカーブよりも作り易い便利なアドオン「Bevel Curve Tools」ですが、Blender 2.79以前のバージョンでお世話になった方も多いのではないかと思います。

既にバージョン2.8でも動作するよう対応されたようなので、改めてご紹介致します。

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Bevel Curve Toolsに関して

「Bevel Curve Tools」は曲線状の形状を作成するのに特化したアドオンで、導入する事で形状の指定や面の分割数なども手軽に設定しながらカーブメッシュを作成する事ができるようになります。

特に先端の形状を尖らせる「One Tip」、「Dual Tip」の設定にする事で、アニメ調の髪の房を手軽に作成する事ができるので重宝します。

詳細に関しては下記のYoutubeの動画をご覧ください。

Bevel Curve Toolsの導入

Blender 2.8におけるBevel Curve Toolsの導入方法になります。2.79以前と同様、とても簡単に導入できます。

アドオンの入手

Youtubeの動画説明欄に「GitHub」のURLが記載されていますので、そちらがアドオン置き場となっています。

ー Bevel Curve Tools のダウンロードページへ ー

「Clone or download」ボタンを押してzipファイルをダウンロードして来ます。

アドオンのインストール

Blenderを起動したら、「編集」→「設定」を選択して設定画面を開きます。

アドオンタブを選択したら、「インストール」ボタンを選択します。

インストール画面が開いたら、先程ダウンロードしてきたアドオンのzipファイルを指定して「ファイルからアドオンをインストール」ボタンを押します。

Bevel Curve Toolsアドオンが正常にインストールできた場合は、3Dビュー横に「カーブ」項目が追加されます。

Bevel Curve Toolsの基本機能

Blender 2.8におけるBevel Curve Toolsアドオンの簡単な使い方になります。

「New Beveled Curve」ボタンを押す事で、基本のカーブオブジェクトが作成されます。

作成されたカーブオブジェクトが選択された状態である事を確認して、「Add/Override Bevel」ボタンを押すと、カーブオブジェクトの断面形状、XYの拡大縮小、カーブの回転、先端形状を設定する事ができます。

「Edit Bevel」ボタンを押す事で、断面の形状を頂点移動によって変更する事ができます。

「解像度U」の値を変更する事で、カーブオブジェクトをメッシュに変換した際にメッシュの頂点割り数を変更する事ができます。

解像度Uの値が大きければ大きいほど、頂点数の多い滑らかなカーブメッシュを生成できます。

好きな形状のカーブメッシュができたら、「To Mesh(es)」ボタンを押してカーブオブジェクトをメッシュに変換します。

まとめ

カーブオブジェクトをメッシュに変換するまでの基本的な操作を、一例として記載しました。

その他にも、Bevel Curve Toolsで作成した複数のカーブオブジェクトが重なりあう部分を、自動で頂点連結してメッシュ変換してくれる「To Union Mesh」といった機能もあります。

詳しくは動画で解説されていますので、カーブメッシュがより気軽に作成できるようになる「Bevel Curve Tools」アドオンをこれから使用してみようと思う方は、ぜひ一度目を通して見ては如何でしょうか!

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